鴻之舞での慰霊祭は、閉山3年後の昭和51年より、現在の住友金属鉱山(株)の主催により、ゆかりある当地の関係者と共に始まりました。
例年7月に開催され、行政や会社関係者、鴻友会、ゆかりある方たち、また一般の方のご参列により、北国の初夏に、しめやかに行われています。
今では平成元年に住友金属(株)により立派に建立された慰霊碑の地にて、毎年、紋別市内のお寺さんを順番制にしてご読経いただき、鴻之舞鉱山の発展維持に貢献し物故された方たち、当地にて亡くなられた方たちへのご慰霊の儀、追悼法要を執り行っております。すべて住友さんによるご配慮により会場は丁重に作られ、市内からは無料団体バスもご用意されています。ゆかりある方たちはもちろんのこと、市長様など関係者もご出席され、一般の方のご参列も供花などお志なく、ご自由にご参列ご焼香いただけます。(例年7月上旬 午前10時より)
<碑文>
鴻之舞鉱山は大正六年二月以来、住友によって営々と稼行され、長年にわたり東洋一の大金山と謳われて住友の諸事業を力強く支え、国家と地域社会に大きく貢献して来た。しかし、鉱量の枯渇という鉱山の宿命には抗し難く、昭和四十八年十月をもって五十六年に及ぶ輝かしい歴史を閉じた。
この間、幾多の人々がこの鉱山の事業に携り、苦楽を共にしてきたが、鉱山の維持発展に捧げられたその苦心と努力は決して忘れられてはならない。 この度、鴻之舞鉱山において不慮の災害に遭い職に殉じられた方々、ならびにこの鉱山に関係し物故された人達の霊を慰める為にこの碑を建立する。
平成元年七月
住友金属鉱山株式会社
社長 篠崎 昭彦
東洋一を誇った金山
閉山と共に消えた わたしたちの故郷
新たな資料館づくりからの地域力-
鴻之舞に関わられた人たちの想いを
いまに受け止め敬い、次世代の子どもたちへ
ここに 描きます-
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最終更新日 2020.6.6 掲示板(BBS)設置 PW設定しました
北海道紋別市上藻別297番地1
開館期間 4月末~11月末(月曜日休館)
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